ソディック 【Sodick流！成形不良克服のススメ！】アウトガスを低減させるV-LINEの仕組みとは！？

Sodickが誇る、独自のV-LINE®射出可塑化機構。
その構造のメリットについてご紹介します。

■アウトガス発生の原理について
射出成形ではスクリュ回転や、射出動作などの摩擦熱や、
チェックリングの隙間を樹脂が通過することでせん断熱が発生します。
それらによる樹脂の過剰加熱によって、材料自体や添加物が熱分解し、アウトガスが発生します。

■ソディックのV-LINE射出機構のメリット
・可塑化機能と射出機能の分業化による熱害軽減。
・スクリュでの射出は行わないため、樹脂溶解部の熱履歴が常に一定。
・射出分業構造のため、材料がせん断熱を受けることもありません。
・さらにチェックリングを使わない構造のため、
　チェックリングを樹脂が通過することによるせん断熱も発生しません。

▶以上のことから、V-LINEはインライン機と比較してアウトガスの発生を抑制することが可能になり、モールドデポジットの抑制、転写不良、ベントつまりによるショート成型不良などが大幅に軽減出来ます。

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