身につけて歩ける椅子「アルケリス」
今回の番組で紹介されていたのが、身につけて歩ける椅子「アルケリス」です!
2018年グッドデザイン賞にも選ばれています。
どんな製品かといいますと、両足にフレームがついた器具を装着をします。
そのままスムーズに歩くこともできますし、椅子のモードにすると膝の部分がロックされ太ももと脛の部分で体重を分散して支えることができるようになる、という優れものです。普通の椅子のように膝と腰を90°にするのではなく、立ちに近い姿勢のまま、体重を支えることができるので、足腰に負担をかけずに立ち仕事を行うことができます。
そのため、医療現場(特に手術の際)や食品工場など、立ち仕事が多い現場で大活躍されているそうです!
自分自身の仕事に活かせるポイント
藤澤社長のお話の中で個人的に自身の仕事にも活かしていきたいと思った点が、3つありました。
◯仕事を楽しむこと
藤澤社長自身も新しい商品を開発されることを楽しまれていることと、従業員の方に対しては会社の設備・機械を自由に使えるという「オープンファクトリー制度」というのもあるそうです。
自分の好きなものを生み出す楽しさを感じることが、技術の向上・仕事のやりがいにつながるとのことでした。
◯うまく行かないことに滅気ずに改善を繰り返すこと
今回紹介されたアルケリスができるまでに、試作をなんと14回も重ねたそうです。ちなみに1号機は「両足が繋がっている構造で歩きにくい」「座る部分が細い鉄の棒だったため、座り心地が悪い」など、現在のものとは別物だったそうです。そこから改善に改善を繰り返し、歩きやすく座り心地も良い現行機ができました。
◯多くの方が抱えている困りごとを解決することが製品につながる
今回の製品の開発にいたったきっかけが、医師から寄せられた長時間に及ぶ手術だと足腰にかかる負担が大きいという相談だったそうです。それを解決するために試行錯誤を重ねてアルケリスが作られました。誰か が抱えている困りごとはきっと他の人も同じことで困っていることだとと思います。それを解決する方法を商品にする、ということがヒットする商品を生み出すためには大切なことだと思いました。
同じ横浜市でニットーさんのような素晴らしい会社があることはとても嬉しいことですし、刺激にもなります。
テクトレージももっと多くの方に貢献できる会社に成長していけるよう、日々の仕事に取り組んでいきます。