内容
1937年に腕時計製造メーカーとしてスタートした歴史の深いメーカーである
セイコーインスツル株式会社のCNC内面研削盤「STG-6N」のご紹介です。
本動画では、STG-6Nのスペックや特徴を紹介していきます。
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機械の特徴とレビュー
・横幅1600㎜の省スペース
・対応チャックは6インチ
・高剛性,高出力の砥石スピンドル
・作業者のことを考えた設計
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・STG-6Nは横幅1600㎜とかなり抑えた大きさとなっています。また高さも1320㎜と低いため重心も低くそれにともない機械振動低減と剛性の向上につながってます。
このくらいの大きさだとメンテナンスや段取り替え、清掃がしやすく使い勝手も良さそうです。
・チャックは6インチで、本体の大きさの割には大径の設定となってます。
工場内のスペースが限られてる場合などには、コンパクトな本体が求められますので、まさにかゆいところに手が届くCNC内面研削盤といえるでしょう。
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・砥石スピンドルは、高剛性・高出力を可能とした、SSPG-042を採用。
振動値が低くいわゆる軸の振れが少なく回転数もMAX45,000minの高回転まで出すことができます。
以上のように高い性能を誇りますが、しかしその中でも最大の魅力はタイトルにもある通り作業者の負荷低減に重きを置いている点であります。
設計の段階で機械構成やレイアウトを見直し最適化することで効率化と作業者の負荷低減および操作性向上を図っています。意外とこういった点にフォーカスする機械メーカーは少なく、
工作機械という特性上どうしても生産性や 切削能力といったスペックばかりに目を向けられてしまいがちですが、機械を操作するのは
”人間”ですから数字やスペックでは表すことのできない使用感、作業者の負荷軽減を重視している点は本来もう少し目を向けられるべきとても大切な事のようにも思います。
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まとめ
セイコーといえば、腕時計メーカーといったイメージがありますが、腕時計を製造してきたノウハウが工作機械にも活かされていてとても見ごたえのある動画でした。VIDEFITでは他にも、ものづくりに関する動画がたくさんありますので是非ご覧になってみてください。
動画はこちら
一番に考えたのは作業者の負荷低減 ー 省スペース型CNC内面研削盤「STG-6N」
セイコーインスツル株式会社のHP
https://www.sii.co.jp/jp/
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