前回は、「Hello, World!」が出力されるソースコードをコンパイルし、実行しました。
今回は、このソースコードを見ていきましょう。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”itokuma-normal.png” name=”しげちゃん先生”]「Hello, World!」を出力するコードはどこにあるか分かりますか?
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”sanoyu-normal.png” name=”新人Y子”]5行目の「printf(“Hello, World!\n”);」ですね。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”itokuma-normal.png” name=”しげちゃん先生”]その通りです。
printfが文字列を出力する命令で、ダブルクォーテーション内側の文字列が出力します。
「Hello, World!\n」が出力する文字列となります。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”sanoyu-hatena.png” name=”新人Y子”]でも、最後の「\n」は出力されてないように見えますが…
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”itokuma-normal.png” name=”しげちゃん先生”]C言語では、文字列内にある「\」は特別な意味を持ちます。
例えば、「\n」は改行コード、「\t」はTABコードになります。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”sanoyu-normal.png” name=”新人Y子”]改行コード「\n」は文字として見えないのですか?そして、どのような作用があるのでしょう?
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”itokuma-normal.png” name=”しげちゃん先生”]カーソルの動きをイメージしてください。
画面左上から文字を入力していくと、カーソルは右に進んでいきます。
カーソルが右まで行けば、次の行の一番左に行きます。
また、行の途中で改行すると、次の行の一番左に行きます。
例えば、次のプログラムを入力して実行してみてください。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”sanoyu-normal.png” name=”新人Y子”]aaaaa
bbbbbccccc
と出力されました。
なるほど。ソースコード上は、aaaaaとbbbbbが同じ行でcccccが別の行でも、「\n」の作用で実行結果はこうなるのですね。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”techtrageman-normal.png” name=”テクトレージマン”]次回に続く[/speech_bubble]