みなさん、こんにちは!
10月31日の日刊工業新聞に載っていた記事から、「おっ!」と思うものがあったのでご紹介します。
ラリー世界王者は、なんと日本のトヨタ!
皆さんはラリーはご存知でしょうか??
ラリーとは、公道車をベースに改良された車で、舗装路だけではなく不整地・砂利道・雪道など、過酷なコースを2人1組(ドライバー・ナビゲーター)で走る競技です。
その世界選手権(WRC)で2018年世界王座に輝き、2019年オット・タナック選手が総合優勝しました。その世界最速の車が、トヨタ自動車の「ヤリスWRC」です!
そしてその世界王者を支えていたのは・・・
そして、このヤリスWRCの心臓部分であるエンジン(シリンダーヘッドなど)を作成したのが、
DMG森精機のマシニングセンタなのです!
マシンのエンジンの開発、製造を行うドイツにあるトヨタ・モータースポーツでは、様々な種類のDMG森精機のマシニングセンタが稼働しています。
ちなみに「ヤリス」とは「ヴィッツ」の海外での呼び方で、街中で見かけるあの「ヴィッツ」をベースにして作られているのですが、そのエンジンは市販車とは全く異なるものです。
・燃料効率を高めるために高精度の加工が必要
・全く同じエンジンを3基作る必要がある→個体差が許されない精密な加工
(エンジントラブルがあった場合に載せ替えができるようにするため)
テクトレージ厚木ショールームにも置いてあるDMGのマシニングセンタですが、このような非常に
厳しい精度が求められる現場でも活躍していたのです!
私も研修でDMU50を操作しました!
先日の社内研修で、DMU50を使ってワークを加工したのですが、あっさりできてしまいました!
テクトレージにあるDMU50はシーメンスの制御装置を搭載しており、対話式でプログラムを組みました。
もちろん実際のエンジンの部品はそんな簡単にはできないと思いますが、その機械で世界一を支える「もの」が作れるんだ、ということに驚きました。
私ももっと勉強して、ものづくりについて知識を深めていきたいと思います。
テクトレージでは、実際にDMU50を体験できる5軸プライベートレッスンも行っております。
気になった方、下記ページもご覧ください!